2025年2月13日
ちゃんとしたサロンになるのは大変だけど、今、ちゃんとしたサロンがなければ

脱毛サロン美容サロンの健全化に向けて…【業界が変わる時】
皆様ご存知の通り、昨今の美容(特に脱毛)業界では、様々な問題が取り沙汰されています。残念ながら、サロンの倒産や不適切な経営が目立ち、お客様の不安を招いている状況です。
本日は、私たちのサロンが提携している「特定継続的役務専用のカード決済会社」さんとの打ち合わせがありました。当サロンでは、通常のカード払いにも対応していますが、
- 5万円以上
- 1ヶ月以上にわたる契約
に関しては、専用のカード決済会社を通じてお支払いいただいております。
これは、一般的なカード決済会社では、上記のような長期契約の支払いが物理的に対応できないためです。また、もちろん手数料が安いわけではありませんが、万万万が一の際にお客様を守る仕組みを整えるために、この方法を採用しています。
美容業界の現状とカード決済の厳格化
最近の業界の状況を受けて、カード決済会社の基準もより厳しくなっています。そのため、決済会社の基本料金が上がることになり、今回の打ち合わせではその点についても話し合いました。
当サロンの決算書を担当の方に確認していただいたところ、問題なしとのお墨付きをいただきました。その場では、業界に関する様々な相談やアドバイスをいただき、大変ありがたかったです。
最後に、「今後もよろしくお願いします!」と固く握手を交わして打ち合わせを終えました。
サロンやクリニックの倒産がもたらす影響
脱毛サロンや脱毛クリニックが倒産すると、お客様が悲しい思いをするのはもちろんのこと、実はその影響がカード決済会社にも及ぶことがあります。カード決済会社も一緒に倒産したり、免許を剥奪されるケースもあるそうです。
そのため、カード決済会社も今後は一層、契約する企業の経営状況を厳しくチェックする流れになっています。
万が一、契約したサロンが倒産したら?
担当者の方から興味深い話を伺いました。もし契約したサロンが倒産してしまった場合、多くの方が「VISA」や「MasterCard」に直接問い合わせるのではないでしょうか?
実は、そうではなく、その契約が通っていたカード決済会社に直接問い合わせるのが正解なのだそうです。カード決済会社は、お店からカルテを取り寄せ、中途解約の手続きをしてくれることがあるとのこと。
ただし、これには条件があります。
- お店に正確な契約情報や役務の記録(カルテ)があること
- 契約が正式な「特定継続的役務」に基づいていること
- 適切なカード決済会社を通じて決済されていたこと
もし、適切な決済会社を利用していなかった場合、支払いが戻ってこなくなる可能性もあるそうです。
そもそも、自分がどのカード決済会社を利用していたか知っていますか?
実際、カードを使った場合、
- どのカードブランド(VISAやMasterCardなど)を使ったか
- どのお店で使ったか
は分かっていても、どのカード決済会社を通じて決済されたのかは知らないという方がほとんどではないでしょうか?
私自身も、お客様から「通っていたサロンが倒産してしまった」という相談を何件かいただいたことがあります。その際、適切なカード決済会社を通じて決済されていたかどうかを確認するのがポイントになるようです。
ただし、最近話題になった脱毛クリニックのカード決済会社はすでに免許が取り消されてしまっているケースもあり、そうなると問い合わせても対応が難しい場合があるようです。
契約をしてカード払いをする場合は、特定継続的役務用のカード会社か聞いてみるのも良いかもしれないですね><
業界の健全化に向けて
私自身、この業界に入ったばかりの頃は何も分かりませんでした。元々の業種が違うので最初は美容業界の当たり前に違和感を覚えたりもしました。美容業界は今年で五年目です(セルフホワイトニング5年目、脱毛4年目)今はこの仕事が大好きで、業界の健全化のために何ができるかを常に考えています。
正しく運営されているサロンがもっと増えて、お客様が安心して美容サービスを受けられる環境を作ることが目標です。そのためにも、私たちのサロンでは、 ✅ 透明性のある契約 ✅ 信頼できるカード決済会社との提携 ✅ お客様の効果とお値打ち価格を考えた運営 を徹底していきます。
厳しい状況の中でも、誠実にコツコツと前進していきたいと思います。